第22回福島県交渉は2020年12月の開催を要請していましたが、福島県の都合で2021年1月22日(金)となりました。
コロナ感染状況によっては日程などが変更される可能性もありますので、その場合はわかり次第お知らせいたします。
※事前質問への回答は<コチラ>
第22回福島県交渉は2020年12月の開催を要請していましたが、福島県の都合で2021年1月22日(金)となりました。
コロナ感染状況によっては日程などが変更される可能性もありますので、その場合はわかり次第お知らせいたします。
※事前質問への回答は<コチラ>
「黒い雨」広島地裁判決控訴に抗議し取り下げを求める共同声明に、第一次では86の団体賛同をいただきありがとうございました。
抗議声明は、9月29日と10月2日に、厚労省、広島県、広島市に、第一次賛同団体の連名で提出いたしました。
11月18日には広島高裁で控訴審第1回期日が開かれ、裁判所は次回期日2月17日をもって結審を目指すとしました。
「黒い雨」広島地裁判決は現時点での英知の結晶であり、これを闇に葬らせないために引き続き第2次の団体・個人の賛同を募集し、国と広島県、広島市に提出します。
引き続き、ご協力をお願いいたします。
下記呼びかけの、団体または個人の賛同フォームよりご記入ください。
締め切りは12月31日です。
「黒い雨」広島地裁判決控 抗議声明賛同第二次呼びかけは<コチラ>
10月7日は、「新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関するアンケート調査」のまとめと提言を中心に交渉を行いました。
出席者は、福島県側は避難地域復興課1名、生活拠点課2名、避難者支援課1名、国民健康保険課1名、ひだんれん5名、「避難の権利」を求める全国避難者の会1名、避難の協同センターから2名の合計8名でした。
話し合いに先立ち「原発事故避難者の生活保障に向けた緊急提言」を読み上げ、生活拠点課主幹に手渡しました。
※事前質問の回答はコチラ
今回の交渉のポイントは以下の3点です。
1.アンケート結果と提言
①アンケート結果の要点と実態の深刻さ、提言内容の必要性
②実態把握の状況と調査実施の確約取り付け
③医療・介護保険の減免措置の継続・拡大の確保
①、② アンケートから、原発事故避難者の厳しい生活状況にコロナ災害がさらに追い打ちをかけていることが読み取れます。
家賃の支払いが「非常に苦しくなった」「やや苦しくなった」の回答が 29%、そのうちの 85%が民間賃貸に居住する避難者で家賃負担が増しています。
政府は「住宅確保給付金」を12月に終了するとしていますが、そうなれば困窮する世帯が増えることは目に見えています。
そうなる前にアウトリーチをして実態を把握し、困窮者の早期発見と具体的な施策を立ててほしいと要求しましたが、県の避難者支援課からは、個別的な対応をして福祉的な支援につなげていること、生活拠点課から県としての経済的施策が無いことが、今まで同様に伝えられました。
雇止めや就業時間減少などの現実があることを県は認識しているのか、認識しているのであれば、せめて住宅提供が打ち切られた避難指示区域外、指示解除区域、帰還困難区域の30,000世帯は名簿を持っているのだからその世帯に対してのアンケートをしてほしい、支援策をどうするか以前に、このコロナの実態をつかむことが必要だと迫りました。県側はどうする?と顔を見合わせる場面もありましたが、結論は出さないまま回答は後日ということになりました。
③福島県や市町村からの継続の訴えが既に上げられていることは確認していますが、コロナ災害下では特に医療費や介護保険の減免は重要になっているので、継続と拡充が必要だということを、強く求めました。
詳細については担当者が国保の係りでわからないこともあったため、追って追加質問をすることになりました。
2.立ち退き提訴
①提訴対象者の現況把握の有無確認
②県議会議案「訴訟の方針」にある「必要があると認めるときは訴えの取り下げ、訴訟上の和解及び請求の放棄を行うことができる」との条項適用を迫る
避難者がコロナ災害下で追い詰められている状況は、県議会議案の「訴訟の方針」にある「必要があると認めるときは訴えの取り下げ、訴訟上の和解及び請求の放棄を行うことができる」との条項に当たることから、提訴の取り下げまたは凍結を求めましたが、生活拠点課からは、住居に困ることがあれば住居支援をするとの回答でした。
住居支援以前に裁判に頼る形で立ち退きを要求するのではなく、避難者を守る行政努力をするべきです。
3.「2倍家賃」請求
①対象者の現況把握の確認
②コロナ情勢を踏まえた財務省との協議と請求の中止・撤回要求
事前質問の回答によれば、2倍家賃を払っている世帯は31世帯中0世帯です。
払えない状態だということです。
1年半も2倍家賃の請求書が届く心理的な負担を追い続ける状況を県はどう考えるのか、今後どうするつもりなのかと問いかけ、裁判で追い出すなどということをしないよう訴えましたが、福島県の回答は、国と県の関係があり、財務省に毎月損害金を支払っているのは、いずれ入居者から支払いがあることを宛にしているからだと以前からの説明を繰り返すのみでした。
立ち退き提訴と「2倍家賃」請求については時間が足りず、次回に持ち越しとなります。
以上
<メディア>
■共同通信
「黒い雨、控訴撤回を」原発事故被災者ら抗議
■毎日新聞
黒い雨訴訟「控訴取り下げを」 福島原発事故被災者ら、国と広島市に申し入れ
■広島ホームテレビ
「黒い雨控訴に抗議」原発事故被害者と連携 広島
■朝日新聞デジタル
「黒い雨」訴訟、控訴に抗議声明 原発事故原告ら5団体
<新聞記事>
■朝日新聞福島総局
「黒い雨」控訴に抗議声明
■しんぶん赤旗
広島地裁の「黒い雨」判決 国・県・市は控訴やめよ
<雑誌>
■週刊金曜日
原爆と原発、ヒバクシャ共闘
刑事裁判にも今後影響か
<ブログ>
■伊方原発運転差止広島裁判
「黒い雨」被爆者訴訟控訴した被告広島市・広島県、参加行政庁・厚生労働省に抗議し、控訴取り下げを求める
■明日に向けて(1893)
「黒い雨」裁判は内部被曝の危険性と福島原発事故とのつながりを見事に明らかにした!-控訴に関する抗議声明によせて
■the ATMIC AGE 9月29日
「黒い雨」訴訟判決控訴抗議声明 via ひだんれん
「黒い雨」による被爆を認め、原告84名に被爆者手帳を交付するよう命じた7月29日の広島地方裁判所の判決を不服として控訴した国と広島県・広島市に対し、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)、伊方原発広島裁判原告団、「避難の権利」を求める全国避難者の会、原発賠償関西訴訟原告団、福島原発事故被害救済九州訴訟原告団の5団体は9月29日、共同抗議声明を発表し、午前10時に厚生労働省と広島市に提出し、(広島県には10月2日)同日、午後2時から各地をオンラインでつなぎ、福島市にて記者会見を行いました。
<抗議声明> <賛同団体一覧> <解説と背景>
参加行政庁・厚生労働省への抗議声明手渡しの様子
衆議院第二会館での抗議声明手渡しは、福島選出の金子恵美衆議院議員(立憲民主党)の段取りと立ち合いのもと、ひだんれん幹事の村田弘さん、熊本美彌子さん、伊方原発広島裁判原告の上田紘治さん、森川聖詩さんの4名が出席しました。
冒頭金子議員より「控訴は極めて残念。本来国民を守るべき立場にある国が真逆のことをしている。このことは福島の原発事故の問題にも大きな影響を与える」と発言がありました。
熊本さんは「原発事故避難の10年は大変苦しい日々だった。被爆者の皆さんは、もっともっと長い75年も経ってやっと訴えを認める判決が出たのに、国や広島県、市が控訴したことに、何という国かと、怒りをもって抗議する」と、抗議声明を読み上げ、厚生労働省健康局総務課 丸山課長補佐に手渡しました。
伊方原発広島裁判原告の上田さん「3歳の時に爆心地から400メートルのところで被爆した。今回の裁判判決は非常に画期的なことだ。広島と福島が一緒に抗議声明を出したのは、この判決が内部被曝を認めているからだ。厚労省は大義に立って判断してほしい」
被爆2世の森川さん「厚労省が科学的知見というが、核被害者の生の声を聴いて実情を見て、必要とされる対策を講じるべきだ。控訴などという愚かなことはやめてほしい」
ひだんれんの村田さん「放射能の被害は原爆も原発も同じ。内部被曝、政治的な線引きによる被害者の分断、切り捨ても全く同じだ、国は被害の現実に正面から向き合うべき」
と、それぞれ訴えました。
【写真左】抗議文を読み上げる原発事故被害者団体連絡会幹事の熊本美彌子さんと厚生労働省 健康局総務課
丸山課長補佐(他随行1名)立ち会い後ろ4名のうち、左から伊方原発広島裁判原告 森川聖詩さん、同じく広島被曝者の上田紘治さん、原発事故被害者団体連絡会幹事幹事の村田弘さん、一番右が、金子恵美衆議院議員(立憲民主党)。
【写真右】抗議声明の説明などをしている様子
被告・広島市への抗議声明手渡しの様子
(伊方原発広島裁判のホームページより)
広島市へ抗議文手渡しは、10:00から広島市役所議会棟1階会議にて行われた。
段取りは、申入時同様、広島市議の馬庭恭子さん(市政改革ネットワーク)が行っていただき、馬庭さんと、中森辰一さん(日本共産党)が立ち会いに臨んだ。
広島市は申入時同様、健康福祉局原爆被害対策部援護課の課長 山本雅英さんが対応。
なお今回「早く黒い雨被爆者を救済するため」という発言はなかった。
【写真左】左から、中森辰一議員、原告団長 堀江 壯、馬庭恭子議員。右が健康福祉局原爆被害対策部援護課の課長 山本雅英さん。
【写真右】原告団から6名が立ち会いに臨み、報道関係者も取材に訪れた。
なお広島県には10月2日13時30分に抗議声明を手渡すことにしている。
福島市での記者会見の様子
福島市のアオウゼ多目的ホールで午後2時から3時まで、オンラインで広島、新潟、福岡をつないで記者会見を行いました。
福島からの発言は、ひだんれん事務局長大河原さきさん、ひだんれん幹事の村田弘さん、今野寿美雄さん、原発賠償関西訴訟の森松明希子さん、オンラインで広島から伊方原発広島裁判事務局の哲野イサクさん、新潟から「避難の権利」を求める全国避難者の会役員の大賀あや子さん、福島原発事故被害救済九州訴訟原告団事務局長の内藤哲さんが参加しました。
黒い雨判決と福島原発事故被害に共通しているのは、政治的な区域の線引きによる分断と差別、内部被曝による健康被害、また原爆も原発も国策による核の被ばくの問題である。これらを明らかにして被害者の人権を勝ち取っていくために、連携して闘っていくことが報告されました。
福島市の記者会見には、朝日新聞福島総局、共同通信福島支局、毎日新聞は東京から統合デジタル取材センターのみでした。いつも参加の地元紙や地元テレビ局の取材はありませんでした。
黒い雨判決控訴抗議声明への団体賛同の第1次を締め切り、賛同一覧を作成しました。
9月18日から25日までの約1週間の短期間でしたが、国内外から、20都府県、5か国、86団体が賛同してくださいました。
国の控訴に対して抗議の意思を持って注目している人たちが大勢いることが示されました。
黒い雨判決控訴抗議声明賛同団体(86団体)
<青森県>
弘前市原水爆禁止の会
<宮城県>
放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク
<福島県>
放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会
風下の会 福島
市民立法「チェルノブイリ法日本版」をつくる郡山の会(しゃがの会)
フクシマ・アクション・プロジェクト
原発いらない福島の女たち
命を考える福島と鹿児島の会
認定 NPO 法人ふくしま 30 年プロジェクト
虹とみどりの会
緑ふくしま
会津放射能情報センター
ふくしま WAWAWAー環・話・和ーの会
福島原発 30 キロ圏ひとの会
脱原発の日実行委員会
<茨城県>
常総生活協同組合
脱原発ネットワーク茨城
<埼玉県>
所沢「平和都市宣言」実現する会
<千葉県>
東日本大震災被災者支援千葉西部ネットワーク
<東京都>
国際環境 NGO FoE Japan
緑の党グリーンズジャパン
高木仁三郎市民科学基金
反原発自治体議員・市民連盟
放射線被ばくを学習する会
脱被ばく実現ネット
子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト
原発事故を考える町田市民の会
ラボ・アスナロ
<神奈川県>
福島原発かながわ訴訟を支援する会
福島の子どもたちとともに・西湘の会
福島の子どもたちとともに・湘南の会
福島と共に・さがみの会
あいはら・小山九条の会
なくそう原発あつぎの会
プルトニウムフリー神奈川
厚木革新懇
あいこう・ふなこ9条の会
厚木市民九条の会
<長野県>
NPO 法人子どもの保養サポート・上田
木質バイオマス発電チェック市民会議
<愛知県>
未来につなげる東海ネット市民放射能測定センター(略称:Cラボ)
原発いらない人びとの会
<滋賀県>
福井原発訴訟(滋賀)を支える会
花風香の会
新婦人滋賀支部 のどか班
<京都府>
反戦老人クラブ・京都
<大阪府>
東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
子どもたちに未来をわたしたい・大阪の会
「月桃の花」歌舞団
ふぇみん大阪
Go west, come west!!! 3.11 東北・関東 放射能汚染からの避難者と仲間たち
地球救出アクション97
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
STOP原子力★関電包囲行動
とめよう原発!!関西ネットワーク
反原発自治体議員・市民連盟関西ブロック
災害避難者の人権ネットワーク
人権平和高槻市民交流会・アスネット
子ども脱被ばく裁判を支える会・西日本
<兵庫県>
さよなら原発神戸アクション
脱原発はりまアクション
原発やめよう/つながろう関西・マダム会議(大阪・兵庫)
<奈良県>
原発ゼロへ・生駒の会
生駒革新懇
沖縄の高江-辺野古につながる奈良の会
<和歌山県>
上岩出診療所
<広島県>
被ばくの歴史・平和学市民コンソーシアム
<山口県>
いのち・未来うべ
原発いらん!山口ネットワーク
<福岡県>
PP21ふくおか自由学校運営委員会
さよなら玄海原発の会・久留米
博多湾会議
JVJV
★原発とめよう!九電本店前ひろば★
原発知っちょるかい
<沖縄県>
つなごう命の会
沖縄県民間教育研究所
<カナダ>
カナダ9条の会
<イギリス>
JAN (Japanese Against Nuclear) UK
<ドイツ>
イチモクの会
Deutsch-Japanische Gesellschaft Dortmund
Sayonara Nukes Berlin
Sayonara Nukes Duesseldorf
<フランス>
Yosomono net France
<イタリア>
資料センター《雪の下の種》
以上
以下のURLからご視聴ください。
【IWJ・エリアCh2・福島】
【共同記者会見】
◆日時:9月 29 日(火) 14:00~15:00
◆場所:福島市「アオウゼ」多目的ホール
(福島市曾根田町 1-18 MAXふくしま 4F 福島駅から徒歩5分)
◆要領:呼びかけ5団体代表による説明と質疑応答
(広島、福岡からはオンライン参加)
「黒い雨」による被爆を認め、原告84名に被爆者手帳を交付するよう命じた7月29日の広島地方裁判所の判決を不服として控訴した国と広島県・広島市に対し、原発事故被害者団体連絡会(略称:ひだんれん)、伊方原発広島裁判原告団、「避難の権利」を求める全国避難者の会、原発賠償関西訴訟原告団、福島原発事故被害救済九州訴訟原告団の5団体は9月29日、控訴に抗議して取り下げを求める共同声明を厚生労働省と広島市、広島県に提出し、同日、福島市で記者会見を行います。
問合せ先:原発事故被害者団体連絡会 (ひだんれん)
電話 080-2805-9004 Email hidanren@gmail.com
ホームページ http://hidanren.blogspot.jp/
原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)
<呼びかけ団体>
伊方原発広島裁判原告団
原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)
「避難の権利」を求める全国避難者の会
福島原発被害救済九州訴訟原告団
原発賠償関西訴訟原告団
広島地方裁判所は7月29日、「黒い雨」の健康被害を認め、原告84名全員に被爆者健康手帳を交付するよう命じる判決を出しました。これに対し国と広島県・広島市は、「十分な科学的知見に基づいていない」として8月12日、広島高裁に控訴しました。
広島地裁判決は、最新の科学的知見を取り入れ、綿密な事実認定の下で内部被ばくによる健康被害を認定し、地理的な線引きによる被害者の選別を否定した「英知の結晶」とも言うべき正当な判決です。
原爆と原発の違いはあれ、膨大な核分裂物質が環境中に放出され、健康被害と不安を与え続けているのは、福島第一原発事故で苦しんでいる私たちと共通する問題です。また、現在全国で進行中の福島原発を巡る集団訴訟、原発差止訴訟で、国と電力会社は事実に目をつぶり、いたずらに異を唱えて裁判を長引かせている点でも共通しています。
被爆から75年。病に苦しみ続けてきた高齢の被爆者の救済を先送りにする今回の控訴は、人道上も認めることはできません。同時に私たちは、被ばくから逃れる権利を否定し、政治的な線引きによって被害救済を拒み続けている国・東電の対応も許すわけにはいきません。
この共同声明は、原爆と原発の被害根絶を願う全国からの声を結集し、今回の控訴に断固抗議すると共に、控訴を取り下げ、広島地裁が示した正当な司法判断に従って被ばく者救済に直ちに取り組むよう求めるものです。趣旨をご理解のうえ、1人でも多くの方の賛同をお願いいたします。
●「声明文」と「解説と背景」はこちらから、是非お読みください。
<抗議声明><解説と背景>
●下記フォームより団体名などを記入の上ご賛同ください。
(今回は団体に限らせていただきます)
第1次集約締め切りは9月25日です。
<入力フォーム>
※ご賛同いただいた団体のお名前は声明書に連ね、9月29日(火)、厚労省と広島県・広島市に提出いたします。また、呼びかけ団体ホームページなどのウェブ上で公開いたします。
連絡先: 原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)
〒963-4316 福島県田村市船引町芦沢字小倉 140-1
TEL:080-2805-9004 MAIL:hidanren@gmail.com
コロナ災害下、原発事故避難者にも様々な影響が及んでいるのではないかとの危機感から、ひだんれん、「避難の権利」を求める全国避難者の会、避難の協同センターの 3 団体は「新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート調査」に取り組み、合わせて緊急相談フォームを開設し、必要な方に緊急支援を行いました。
5 月 26 日から 8 月 31 日にかけてオンラインで実施した調査に、福島県外からの避難者も含む 95 人から回答があり、緊急相談フォームは今後も継続することにしました。
限られた数の回答ではありましたが、少ない声の中からでも、非正規雇用や不安定就労が多く限られた収入しかないこと、単身世帯は公営住宅に入居できないこと、民間賃貸の入居者が特に家計が逼迫しているなど、原発事故避難者の窮状が垣間見えました。原発事故避難者が、現在でも厳しい生活状況におかれ、コロナ災害がさらに追い打ちをかけていることが読み取れるアンケート調査から、国と福島県に提言を提出します。
「新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート調査」のまとめと分析、提言
<原発事故避難者の生活保障に向けた緊急提言>
1.避難者の緊急実態調査と福祉・民間連携による生活困窮者の早期発見と支援をおこなうこと
私たちはこれまでも繰り返し原発事故避難者の実態調査を実施するよう国・県に求めてきた。しかし今もって、福島県からの避難者にも福島県以外からの避難者にも包括的な実態調査は一度も実施されていない。コロナ災害における避難者の窮状は今回のアンケート調査にも表われている。復興支援員の戸別訪問休止中の孤独死も発生している。
国と福島県が、全国広域に散らばり多様な困難の中にある避難者の実態調査を早急に実施し、避難先自治体の行政職員、社会福祉協議会職員、民間支援団体との連携、戸別訪問等により、生活困窮者を早期に発見して必要な生活支援をおこなうことを求める。合わせて避難者の生活相談ダイヤルを設置すると共に相談内容統計も公表することを求める。
2.住宅支援を再開し継続すること
住居は人間の生活を支える基盤である。アンケート調査でもコロナ災害によって追い詰められている実態が明らかになった。特に民間賃貸住宅に居住する避難者の家賃負担が増している。
国と福島県が、家賃補助を再開し、公営住宅への特定入居と単身世帯でも入居できるよう入居要件を緩和することを求める。さらに民間住宅を公営住宅とみなして入居できるようにする等の諸施策を早急に求める。
3.医療・介護保険等の保険料・窓口負担(利用者負担)の減免措置の打ち切り・縮減を行わず、減免措置を継続すること。対象地域を拡大すること。
医療・介護保険等の保険料・窓口負担(一部負担金)の減免措置は、文字通り困窮世帯の命綱となっている。今回のアンケート調査からも、原発事故の影響が長期化し、コロナ災害が追い打ちをかける状況にあり、減免措置の打ち切り・縮減が即座に生命の問題に関わることは明白である。
国は、来年3月に減免措置の見直しを行うとしているが、減免措置の打ち切り・縮減を行わず、減免措置を継続するよう求める。また対象地域を拡大するよう求める。
主催 原発事故被害者団体連絡会(略称:ひだんれん)
「避難の権利」を求める全国避難者の会
避難の協同センター
<福島会場>
開催日時:9月17日(木) 13:00~13:50
会 場 :福島県庁 県政記者室
内 容 :1)記者会見
*福島県避難地域復興局への「緊急アンケート調査」まとめ分析報告と、原発避難者の生活保障に向けた提言提出は、10月7日(予定)の県交渉にて行います。
問い合わせ:ひだんれん 電話:080-2805-9004 Email:hidanren@gmail.com
<東京会場>
開催日時:9月18日(金) 15:30~17:00
*入館証配布 15:00から
会 場 :参議院議員会館 B105会議室
内 容 :1)復興庁へ「緊急アンケート調査」まとめ分析報告と、原発事故避難者の生活保障に向けた緊急提言を提出
2)記者会見
問い合わせ:避難の協同センター 電話:090-1437-3502 Email:setodaisaku7@gmail.com
※プレスリリース原本はコチラ
2020年5月26日より「新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート調査」を、原発事故被害者団体連絡会(略称:ひだんれん)・「避難の権利」を求める全国避難者の会・避難の協同センターの3団体で共同実施して参りましたが、8月31日をもちまして終了いたします。
アンケートへのご協力をありがとうございました。
アンケート回答総数は8月下旬現在で100件弱ですが、新型コロナ災害が広く及ぼした影響の他に、それ以前からの原発事故による避難という要因がどのように影響したのかなど、当アンケートを元に分析をしたいと思います。集計結果につきましては、まとめが出来次第、記者会見や3団体Webページ等で発表する予定です。
また、アンケート実施中には、緊急対応を希望され、相談者と連絡を取ったケースもありました。依然新型コロナ災害が収束しない状況下において、今後も緊急に支援を必要とする方が潜在している可能性を考慮し、今までのアンケートと同じURLにて「緊急相談フォーム」として3団体にて窓口を継続していきます。
原発避難者アンケート(~8/31)&相談フォーム(9/1~)のURL
震災・原発事故から10年を迎え、自立・再建する避難者もいる一方、避難者であることを口に出しづらい現状の中、国や自治体からの支援打ち切りなどにより、孤立や生活の困窮を深める避難者もおり、避難者支援はますます困難を増しています。当3団体は、今後もこの「緊急相談フォーム」の開設を含め、連携して避難者自助活動・支援活動を継続して参ります。引き続きご理解、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)の活動には、日頃よりご協力を頂き心から感謝いたします。ひだんれんは、2015年の設立から5年が経過しました。
この間、避難者の住宅提供の打ち切り問題を中心に、20回に渡る福島県との交渉、国との交渉、集会やデモ、街頭アピール行動を行い、その他に甲状腺がん検診のあり方、原子力緊急事態宣言下の聖火リレーの問題、東電サイト内の汚染水海洋放出問題、コロナ災害下での緊急アンケートなど、状況に応じた活動を行って来ました。
力及ばず、被害者の救済と再生への対策を国や福島県に実現させることは未だ出来てはいません。事故から10年を迎える今、政府や加害者である東電は、多くの施設の建設や復興イベントなどを利用して、事故の社会的収束を目論み、被害の実相を見えなくし、人々に原発事故を忘れさせようとしています。
何も解決していない原発事故の被害と、事故後に起きる理不尽な出来事に対して、私たち被害者が粘り強く声を上げ続けなければ、原発事故は終わったものとされてしまいます。
そのため、ひだんれんの活動は今後も継続していかなければなりませんが、被害当事者団体の連絡会のため、活動資金の多くをご寄付に頼っているのが現状で、財政的に不安定な状態です。
今後も活動を継続するために、皆様にご寄付のご協力をお願いいたしたく、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
【寄付金のお振込先】
■ゆうちょ銀行から振り込む場合
ゆうちょ銀行 普通 記号18200 番号27999241
口座名義 ひだんれん
■ゆうちょ銀行以外の銀行から振り込む場合
店名:八二八(ハチニハチ) 店番:828 預金種目:普通預金
口座番号:2799924
口座名義:ひだんれん
【本件についてのお問合せ先】
原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)
共同代表 武藤類子・長谷川健一
〒963-4316 福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1
電話:080-2805-9004 Email:hidanren@gmail.com
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アンケートは<コチラ>から |
2013年12月
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経済産業省は資源エネルギー庁に汚染水処理対策委員会「トリチウム水タスクフォース」を設置。
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2016年6月
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「希釈後海洋放出」が最も短期間・低コストで処分できるとの処分方法報告書を公表。
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2016年11月
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「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」を設置し、「風評被害などの社会的な観点」「被ばく評価に基づく影響」などの観点から協議。
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2018年8月
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小委員会は「説明・公聴会」を、富岡町、郡山市、東京都で開催。漁業者、市民など44人中42人が海洋放出に反対し、陸上保管を提言。タンク内に多量の多核種が残留していること、陸上保管案は当初から除外されていたことが判明。
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2018年9月
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福島県議会にひだんれんとして国への意見書提出の請願が可決。
自民党の賛成も得るため「更なる風評被害につながらないよう、慎重な対応を求める」と妥協的なものとなった。
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2020年2月
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小委員会事務局「海洋放出の方がより確実に実施できる」とする報告書を提出。
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2020年3月
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安倍首相は「処分方法をできる限り速やかに決定したい」と、今夏ごろまでの処分方針決定の可能性を示唆した。
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2020年4月6日
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コロナ禍での開催に反対が多い中、経産省は福島県内関係団体、自治体首長に福島市のホテル会議室での意見聴取会を強行。コロナ感染を理由に一般傍聴者を排除しながら、経産省、環境省、復興庁の副大臣と経産省職員は来福した形でテレビ会議方式で開催する。市民有志が強行反対のスタンディングを行う。
発言者:
福島県 知事 内堀雅雄
福島県旅館ホテル生活衛生同業組合
理事長 小井戸英典
福島県商工会議所連合会
会長 渡邊博美
福島県森林組合連合会
会長 秋元公夫
福島県漁業協同組合連合会
会長 野﨑哲
福島県町村会
会長 小椋敏一
相馬地方市町村会
相馬市長
立谷秀清
南相馬市長
門馬和夫
新地町長
大堀武
飯舘村長
菅野典雄
環境への汚染水放出に明確に反対したのは森林組合連合会秋元会長と漁業協同組合連合会野崎会長のみで、内堀知事は慎重な対応を国に求めると述べるにとどめ、他の自治体の首長も風評被害対策や処分の判断を国に委ねる意見が多く、旅館ホテル生活衛生同業組合の小井戸理事長は、風評ではなく実害を認めながら、被害の範囲が狭いと海洋放出に賛成した。
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2020年4月13日
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第二回 多核種除去設備等処理水の取扱いに係る関係者の御意見を伺う場
会場:午前 福島市 午後 富岡町
省庁関係は東京会場からの完全なテレビ会議方式
発言者:
福島県商工会連合会
会長 轡田倉治
株式会社ヨークベニマル
代表取締役社長 真船幸夫
福島県農業協同組合中央会
会長 菅野孝志
いわき市
市長 清水敏男
双葉地方町村会
双葉町長
伊澤史朗
富岡町長
宮本皓一
広野町長
遠藤智
葛尾村長
篠木弘
楢葉町長
松本幸英
川内村長
遠藤雄幸
大熊町長
吉田淳
浪江町長
吉田数博
農協中央会菅野会長が、二者択一はできないと環境放出に反対し、ヨークベニマル真船社長は風評被害対策案を提案した。自治体首長からは、もっと大勢の住民の声を聞くことや、風評被害対策の徹底を国に求めたが明確な環境放出に対する反対はなかった。
経産省が開催した「多核種除去設備等処理水の取扱いに係る『関係者の御意見を伺う場』」の公式動画へのリンクを、市民がまとめた特設ページ。
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2020年4月21日
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「福島第一原発事故によるタンク貯蔵汚染水の陸上保管を求める共同声明」発表。賛同団体は、第一次集約で325団体。
共同声明発表に先立ち、福島県庁本庁舎において、内堀福島県知事宛の要請書「福島第一原発事故によるトリチウム等タンク貯蔵汚染水の処分について」を県危機管理部原子力安全対策課の伊藤課長に提出。
■メディアの報道
<共同通信> 原発処理水、海への放出絶対ダメ国内外の320市民団体が声明(4月21日)
<福島民報>【政府の処理水説明】結論ありき許されない(4月25日)
<民の声新聞>「内堀知事は海洋放出に反対しろ!」 陸上保管求める市民団体が福島県に要請書「コロナ禍に紛れて決めるな!」(4月27日)
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ひだんれんと、避難の権利を求める全国避難者の会、避難の協同センターの3団体は、32回目となる福島県交渉を行いました。 日時:2025年1月30日(木)11:00~12:00 開催場所:ふくしま中町会館 6階 北会議室 参加者: <福島県> 避難地域復興課 総括主幹兼副課長 山家...