2016年12月31日土曜日

第5回福島県交渉

12月21日(水)13:00~15:20 福島県庁近くの中町会館会議室において原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)、原発被害者訴訟原告団全国連絡会の共同による第5回福島県交渉が開かれました。

福島原発事故による避難指示区域外の避難者に対する住宅無償提供が来年3月末で打ち切られることから、今回もこの問題に集中した交渉となりました。内堀雅雄知事との直接対話を毎回求めていますが、「組織として対応する」として頑なに避難者との対話に応じようとしません。

質問に対する回答も私たちが求める内容に即したものとはなっていませんでした。
 第5回質問に対する回答



 福島県が12月5日に発表した第2回戸別訪問(8月29日から10月21日)の結果概要によれば、避難指示区域外から福島県内、福島県外に避難している人のうち、4月以降の住まいが確定しているのは1517世帯で、訪問出来た4688世帯のわずか32.4%でした。「ある程度確定」(45.5%)、「未確定」(22.1%)と分けていますが、「ある程度確定」とは「3月末をもって動く事は決まっているが、福島に戻る、避難を継続するなど複数の候補で悩んでいるという事」という説明でした。それは「確定」に入る数字ではなく「未確定」に入れるべきです。数字のごまかしをして強引に打ち切りを進めようとする、県のやり方は認めるわけにはいきません。

応急仮設住宅供与終了に向けた第2回戸別訪問の実施状況
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/193016.pdf

また、強引な戸別訪問で精神的に追いつめられる人が多く出てきていることから、1月からの第3回戸別訪問は中止し、当事者提案の意向調査を実施するよう関東の原告団から申し入れがありましたが、これに対しても難色を示しました。

打ち切りが3カ月後に迫り、数千人の避難者が次の住まいが確定しない中で、原発事故から6度目の正月を迎えようとしています。一人ひとりの避難者に寄り添うというのであれば、来年3月の打ち切りは許されません。

12月21日県交渉ノーカット版動画はこちらです。
http://www.ustream.tv/recorded/98295497


 

「民の声新聞」
【自主避難者から住まいを奪うな】「寄り添いでなく追い出し」「戸別訪問は地上げ屋の手法」。あと3カ月、溝埋まらぬまま越年~第5回福島県庁交渉
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-95.html