最高裁判所第二小法廷(菅野博之裁判長)は2022年6月17日、千葉、群馬、生業、えひめの4訴訟について、国の賠償責任を否定する判決を言い渡しました。4人の裁判官のうち3人による多数意見によるもので、三浦守裁判官は反対意見を付しています。
ひだんれんはこの最高裁判決を受けて、2022年9月30日、裁判官に向けて、「原発事故被害者訴訟に当たる裁判官の皆さんに訴えるー最高裁判決に縛られない真正な判断を」を発表しました。
▶最高裁決定に関する声明は<コチラ>
また、浜通り弁護団より、いわき市民訴訟について、仙台高裁第2民事部にあてて、「最高裁判決を前提とせず、国の責任についてしっかり判断せよ」という内容の要請書を、それぞれのポジションからおくってほしいという要請があり、以下の要請文と、最高裁判決に関する声明を2022年10月25日に提出しました。
▶仙台高裁宛要請書(いわき市民訴訟)は<コチラ>
ひだんれんでは、原告団や弁護団からの要望があれば、係属中の裁判所宛にひだんれんの声明を送り、同じ意思を持って闘う原告団、弁護団を支援します。