2022年10月26日水曜日

<声明発出>最高裁決定に関する声明 「原発事故被害者訴訟に当たる裁判官の皆さんに訴えるー最高裁判決に縛られない真正な判断を」

最高裁判所第二小法廷(菅野博之裁判長)は2022年6月17日、千葉、群馬、生業、えひめの4訴訟について、国の賠償責任を否定する判決を言い渡しました。4人の裁判官のうち3人による多数意見によるもので、三浦守裁判官は反対意見を付しています。

ひだんれんはこの最高裁判決を受けて、2022年9月30日、裁判官に向けて、「原発事故被害者訴訟に当たる裁判官の皆さんに訴えるー最高裁判決に縛られない真正な判断を」を発表しました。

▶最高裁決定に関する声明は<コチラ

また、浜通り弁護団より、いわき市民訴訟について、仙台高裁第2民事部にあてて、「最高裁判決を前提とせず、国の責任についてしっかり判断せよ」という内容の要請書を、それぞれのポジションからおくってほしいという要請があり、以下の要請文と、最高裁判決に関する声明を2022年10月25日に提出しました。


▶仙台高裁宛要請書(いわき市民訴訟)は<コチラ

ひだんれんでは、原告団や弁護団からの要望があれば、係属中の裁判所宛にひだんれんの声明を送り、同じ意思を持って闘う原告団、弁護団を支援します。

<動画紹介>志田弘子(加賀友禅染絵師)さん制作による動画のご紹介

2021年、福島に寄り添いたいとつくられた動画『その日はいつか(希望のもしも)』 があります。 その動画では、柔らかい頬をした子どもたちや、虫や鳥や季節の花などのみずみずしい豊かな世界に悲しみが満ちていて、福島原発事故や能登半島の地震、豪雨災害、ガザの殺戮が重なります。 一方で、...