2021年5月1日土曜日

<福島県交渉>第23回 事前質問回答

  東京電力福島第一原発事故から 10 年が過ぎ、11 年目に入りました。

 知事は「復興の 新たなステージ」と表明されていますが、原発事故に伴う諸問題は何も解決していない どころか、深刻の度合いを深めています。

 とりわけ、新型コロナウイルスの追い打ちの 下で避難生活を強いられている人々の苦痛は限界に達しています。 

 私たちは昨年来、4 項目に絞った緊急要求を提出し、知事の決断による対応を求めて きましたが、「個別の状況把握に努め、関係自治体等と連携し、避難者の生活再建に取 り組んでいきます」と言う紋切型の回答を繰り返されるばかりで、なんら具体的な対応 も示されていません。

 そればかりか、昨年末には国家公務員宿舎から退去できずにいる 避難者の親族に対し退去と2倍家賃の支払いを促す書面を送り、県職員が直接訪問して 「法的措置」を通告するという行動に出ています。 

 1 月 22 日、オンラインで行われた第 22 回交渉で県当局は、緊急連絡先、住民票だけ でなく戸籍附表まで使って連絡先を特定したことを認めながら、「問題のある行動だと は考えていない」として文書の撤回も当事者への陳謝も拒否しました。

  「個別の事情に寄り添う」「生活再建に取り組む」などの言葉と裏腹なこれらの対応 に改めて抗議するとともに、以下の 4 点について知事の見解を明らかにされることを求 めます。

※事前質問への回答はコチラ

<福島県交渉>第29回県交渉質問事項及び回答

ひだんれんと、避難の権利を求める全国避難者の会、避難の協同センターの3団体は、29回目となる福島県交渉を行いました。 開催日時:2023年8月15日(火) 14時~15時 開催場所:オンライン 参加者: <福島県> ・原子力安全対策課:水口昌郁 主幹兼副課長 ・原子力安全対策...