福島県庁前スタンディングは、気温は低いながらも、風もなく穏やかな日和に恵まれ、8時から12時まで、東京や山形から避難者も駆け付け総勢20人ほどで、県庁職員や、県議、内堀知事に向けて「避難者を路頭に迷わせないで。心ある県政を!」のメッセージを掲げました。
本日2月14日は福島県議会の開会日で、内堀知事は黒塗りの公用車であっという間に通り過ぎ、議員と思われる車も次々と入って行きました。
2月議会で区域外避難者の住宅無償提供について、県民を一人も路頭に迷わせないためのしっかりとした審議を望みます。
2月23日(木)13:00~の一般質問で共産党の県議から、自主避難者の住宅供与打ち切りについて、知事の答弁を求めるとのことです。
福島テレビ2月14日昼のニュース 2:57から
午後1時から2時まで、福島駅前東口交差点では参加者が二十数人に増え、福島市民に向けてチラシを配布し、各地に避難している人や福島の在住者から現状や、国や福島県の被害者切り捨て政策の理不尽さについて訴えました。
全く無視して通り過ぎる人もいましたが、チラシを受け取った市民からは、自主避難者の状況がよくわかってなかったこと、知事が避難者に会ってくれないなんてひどい話だ、避難者の住宅提供を打ち切るなんてなんてことを!?、などの感想も聞かれました。
話しかけてみると避難者の実情については、全くといってよいほど伝わっていないことがわかり、この問題の共通認識を得ることの難しさも感じましたが、きちんと話せば理解を示す人も一定程度いるという感触も得られました。
福島県が打ち切りを予定している3月末まであと1ヶ月半しかありませんが、他団体とも協力し、政府交渉や県交渉などで粘り強く働きかけていきます。
「民の声新聞」【自主避難者から住まいを奪うな】
「チョコでなく『住宅打ち切り反対』の願い受け取って」。寒風の中「1人も路頭に迷わすな」と福島県庁前などで抗議行動