2019年2月11日月曜日

<お知らせ>「原発避難者住宅問題」緊急ホットライン開設!!

私たちひだんれん(福島原発事故被害者団体連絡会)とともに原発事故避難者住宅問題に取り組んでおられる「避難の協同センター」は、原発事故避難者の生活実態調査を実施してこなかった福島県と国に当事者の声を届けるため「原発避難者住宅問題・緊急ホットライン」を開設することになりました!!
多くの避難者の目に触れ、その声を伝えていただけるよう、情報の拡散をよろしくお願いします!!



1 実施の趣旨

 東京電力福島第一原発事故からまもなく8年、事故は未だ収束には程遠く、福島県からの避難者だけで4万を超える人々がふるさとを追われて全国各地で避難生活を余儀なくされています。2017年3月末の住宅提供打ち切りによって、区域外避難者が経済的、精神的に追い詰められ、路頭に迷い、自ら命を絶つという悲劇さえ起きていることが報告されました。
更に、福島県は本年3月末の民間賃貸住宅家賃補助の終了、避難先自治体の支援策終了に伴い、「4月以降の家賃が払えない」「転居費用や更新料が払えない」などの困難を抱える避難者の声が、避難の協同センターに届いています。「カードローンで資金を調達するしかない」などの声が届いています。民間賃貸住宅家賃補助が打ち切られたあと、「家賃滞納」「多重債務」状態の避難者が増加する事は確実です。また、20174月以降、国および福島県は「セーフティネット」と称する国家公務員住宅130世帯の継続居住を認めましたが、これについても今年3月限りで打ち切り、退去できない場合は「不正入居者」とみなし2倍使用料請求をおこなうとしています。しかし、現段階でも80%を超える避難者が4月以降の住まいが決まっていないのです。家賃補助の打ち切りは直ちに生活の困窮に直結します。次の住宅確保の手立てが保障されないままでの「セーフティネット」の打ち切りは、「追い出し」に他なりません。
私たちは何にもまして問題だと思っているのは、避難当事者の生活実態がまったく把握されていないことです。まずは、当事者の声を聞くべきです。
そこで、当事者の声を、政府、福島県に届けるために、次の要領で、ホットラインを開設したいと思います。個別の相談を受け付け、緊急案件については、可能な限りの個別相談支援もおこないます。

2 概要
名称
「原発避難者住宅問題・緊急ホットライン」
開設日
①2019年2月28日(木)14時~20
②2019年3月2日(土)11時~17
電話
0120-311-557(通話料無料)
実施主体
避難の協同センター 事務局長 瀬戸 090-1437-3502  setodaisaku7@gmail.com

※プレスリリースはコチラ



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