2017年1月5日木曜日

年頭のごあいさつ

皆さま      

新しい年が 明けました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

ひだんれんは、福島にととどまり暮らす者も、避難を続ける者も、ともに力を合わせて困難を乗り越え、原発事故被害者の暮らしと尊厳を取り戻すために、今年も微力ではありますが頑張っていきます。




昨年は、帰還政策に伴う住宅無償提供の打ち切り問題に取り組み、国や県への交渉を重ねてきましたが、3月までに正念場を迎えます。

県内自主避難者の住宅問題も、顕在化してきました。

そのような中で、被害者たちは確実につながり始めています。
複数の被害者団体が合同で、交渉や集会開催ができました。
避難者を支援する、新たな団体がいくつもできました。
避難先の多くの議会も動きました。


昨年の暮れに、私は2つの避難者と福島在住者の交流会に参加しました。
そこで、互いの困難を話し合い、聞き合い、理解し合おうとする姿に心からの希望を感じました。
 

今年は住宅問題とともに、被害者の権利を伴う健康手帳の取得や保養の制度化についても、取り組んでいきたいと考えています。

益々のご協力、ご支援をどうぞよろしくお願い致します。


          原発事故被害者団体連絡会 共同代表 武藤類子

国連 国内避難民の人権に関する元特別報告者 セシリア・ヒメネス=ダマリーさんのメッセージ動画

6・17 最高裁共同行動 2025のプレイベントである、公開市民シンポジウム第3弾 「人権と司法 〜揺らぐ「最後の砦」を前にして」にて、国連 国内避難民の人権に関する元特別報告者 セシリア・ヒメネス=ダマリーさんのメッセージ動画が公開されました。   ひだんれんでも共有いたします...